アスファルトオーバーレイ工法とは?駐車場の補修手順と単価

こんにちは!東京都大田区を拠点に関東一円で駐車場工事を行っている株式会社Y's(ワイズ)です。


「管理している駐車場のひび割れや凹みが目立ってきたけれど、すべて張り替えるのはコストがかかりすぎるのではないか」そのような疑問や不安を抱えている人もいるでしょう。


実は、既存のアスファルトの上から新しい層を重ねる「オーバーレイ工法」を選択することで、短時間かつ低コストで美しい路面を蘇らせることが可能です。


そこで今回は、舗装オーバーレイ工法の仕組みや具体的な施工手順、メリット・デメリット、そして気になる単価相場についてご紹介していきます。


駐車場の修繕コストを抑えたいオーナー様はもちろん、本格的な舗装の仕事や技術に興味がある方はぜひご覧ください。


■舗装オーバーレイ工法とは

アスファルトの路面が劣化し、ひび割れや損傷が目立つ際に行う補修工事の手法です。既存の舗装をすべて壊して作り直す方法とは違い、古い表面の上に新しいアスファルトの材料を重ねてきれいな平らさを回復させます。すべてをやり直す工事に比べて短時間で完了し、コスト削減を実現できるメリットがあります。


・オーバーレイの舗装厚さ

この工法で新しく重ねる舗装の厚さは、一般的に3センチメートルから5センチメートル程度が基準となります。駐車場の劣化状況や、大型車両の交通量によって必要となる厚みは変わります。


表面の摩耗や軽微なひび割れ程度であれば薄い層で十分ですが、深いひび割れがある場合は厚めに施工して耐久性を向上させることが目的です。長期的にお得になるメンテナンス方法を選択するために、プロがしっかりと現場を調査して厚みを決定します。


・切削オーバーレイの最小厚

古い路面を機械で削ってから新しい層を重ねる切削オーバーレイ工法の場合、最小の厚さは一般的に3センチメートル程度です。道路や周辺のコンクリートとの間に余計な段差を作らないために、まずは表面を削る作業が必要です。


削った後は路面を清掃し、新しい材料を接着させるための液体である乳剤を散布してから、ローラーで圧力をかけて固める転圧作業を行います。周囲への騒音や振動などの影響を抑えながら、安全な路面を維持する効果があります。


■舗装オーバーレイの手順

実際の現場でどのように作業が進むのか、全体の流れをステップごとに解説します。あらかじめ工程を理解しておくことで、工事中の立ち会い時にも状況が把握しやすくなります。


・不陸を整えるレベリング

不陸(ふりく)とは、路面のデコボコやへこみのことです。まずは清掃を行ってゴミを取り除いた後、へこんだ部分にだけ部分的にアスファルトを薄く敷いて平坦にします。


これをレベリングと呼びます。例えば、デコボコしたケーキの表面をクリームで平らに塗り整えるような準備作業です。これを行うことで、次に重ねる材料の厚みが均一になり、長期的にもデコボコが再発しにくくなる効果があります。


・アスファルトの敷き均し

路面が平らになったら、アスファルト混合物と呼ばれる本格的な舗装材料を全体に広げていきます。専用の機械を使って、指定された厚みになるよう均等に敷き詰める作業です。


材料が冷えて固まる前に手際よく広げる必要があり、ここには職人の高い技術が求められます。広げ終えた後は、すぐに大型のローラー車で圧力をかけて締め固める転圧の工程へと移ります。


・段差のすりつけと仕上げ

既存の道路や隣の敷地のコンクリートとの間に、つまずくような段差ができないようにする大切な工程です。新しく重ねた部分の端を、坂のようとなだらかに傾斜させて周囲の高さへと馴染ませる作業を「すりつけ」と呼びます。


この作業によって車がスムーズに出入りできるようになり、雨が降った際の排水も問題なく行えるようになります。全体のチェックを終えれば工事は完了です。


■オーバーレイ工法の長所と短所

この工法を選ぶべきかどうかを判断するには、良い面と悪い面の両方を知ることが大切です。状況に合わない方法を選んでしまうと、後から手直しが必要になり余計な費用がかかる原因になります。メリットとデメリットを正しく理解し、自分の駐車場に最適かどうかを検討しましょう。


・アスファルト張替えより安い

最大のメリットは、すべてを壊してやり直す張替え工事に比べてコストを大幅に削減できる点です。古いアスファルトを剥がして処分する費用や、そのための大きな機械を動かす時間がかからないため、工事費用の総額を安く抑えられます。さらに、作業にかかる時間も短いため、駐車場を使えない期間が短時間で済むという利点もあります。


・段差ができるデメリット

既存の路面の上に新しいアスファルトを重ねるため、どうしても全体の高さが上がってしまいます。これにより、隣接する道路や建物、コンクリートの境界部分との間に段差ができてしまう点がデメリットです。


この問題を解決するためには、事前の調査で高さを計算し、先ほど紹介した「すりつけ」と呼ばれるなだらかな坂を作る作業が欠かせません。


・雨水を防ぐ高い防水性

新しいアスファルトの層で古い表面をすっぽりと覆うため、非常に高い防水性を発揮します。ひび割れから雨水が侵入すると、路面の下にある砂利の層である路盤が傷み、地盤沈下や大きな陥没の原因になります。


オーバーレイ工法を行うことで上からの水をシャットアウトし、駐車場全体の寿命を長持ちさせる効果があります。


■アスファルトのオーバーレイ単価

工事を依頼する際に最も重要となるのが、1平方メートルあたりの単価や費用の目安です。


一般的なオーバーレイ工法の単価は、路面の状況や施工する広さによって変動しますが、すべてを張り替える工事に比べて低いコストで済むことが多く、コストパフォーマンスに優れています。


ただし、へこみが深くレベリング作業が多く必要な場合や、段差をなくすための切削作業を追加で行う場合は、そのぶん費用が加算されることがあります。


また、夜間に作業を行う場合や、狭い駐車場で大型の機械が使えない現場では、手作業の工程が増えるため単価が上がることがあります。正確なアスファルト舗装の単価表や見積もりを知りたい場合は、劣化の状況をプロの業者にしっかりと調査してもらうことが大切です。


部分的な補修で済むのか、全体的なオーバーレイが必要なのかを正しく判断してもらい、納得のいくプランを選択しましょう。


■まとめ

オーバーレイ工法は、古い路面をすべて壊すことなく、新しいアスファルトを重ねることで短時間かつ低コストで美しい路面を蘇らせる優れた手法です。不陸を整えるレベリングやなだらかな段差のすりつけなど、一つひとつの工程を丁寧に行うことで、高い防水性と耐久性を実現できます。


株式会社Y'sでは、現地調査から施工までを自社スタッフによる完全内製化で対応しており、年間700件を超える豊富な実績をもとに、オーナー様のニーズに合わせた最適な施工をご提案しています。


■一生モノの舗装技術を学びたい方はY'sに応募ください

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